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赤ちゃんのお口育ては妊娠中から始まっている?生まれた瞬間からできる「お口育て」とは

「赤ちゃんのお口の健康って、いつから考えればいいの?」

そう思ったことはありませんか?

「歯が生えてから歯磨きを始める」
「離乳食が始まったら、食べ方を考える」

もちろん、どちらも大切なことです。

でも実は、赤ちゃんのお口は、歯が生えるよりもずっと前から少しずつ育っています。

赤ちゃんのお口には、歯だけではなく、食べる・飲み込む・呼吸する・話すなど、さまざまな役割があります。

だからこそ、むし歯や歯並びだけではなく、お口の「機能」がどのように育っていくのかを知っておくことも大切です。

今回は、お子さんのむし歯予防や歯並びだけではない、「お口育て」について、まずは簡単にご紹介します。

 


 

① 赤ちゃんのお口は、お母さんのお腹の中にいるときから作られる

赤ちゃんの歯は、お母さんのお腹の中にいる妊娠7週頃から作られ始めます。

いきなり「歯」の形でできるわけではなく、歯のもととなる組織ができ、妊娠中から少しずつ成長していきます。

そのため、歯が生えてからだけではなく、妊娠中のお母さんの健康や栄養を大切にすることも、赤ちゃんを迎える準備の一つです。

② 妊娠中は、お母さんのお口も大切に

妊娠中は、ホルモンバランスの変化やつわり、食事回数の変化などによって、お口の環境が変わりやすくなります。

そのため、歯ぐきが腫れたり出血したり、むし歯のリスクが高くなったりすることがあります。

「歯磨きをすると血が出る」
「歯ぐきが腫れている」
「つわりで歯磨きがつらい」

このような変化があれば、そのままにせず、歯科医院へ相談してみましょう。

そのときの体調や妊娠週数に合わせて、お口の状態を確認したり、無理のないケア方法を相談したりすることができます。

また、妊娠中でも、必要に応じて歯科治療を受けることができます。治療の時期や方法は、妊娠週数やお口の状態などを考慮して判断しますので、気になる症状があれば早めに歯科医院へ相談しましょう。

特に、妊娠中は歯周病にも注意が必要です。

妊娠中はホルモンの影響によって歯ぐきが腫れたり、出血しやすくなったりすることがあります。

また、妊娠中の歯周病と早産・低出生体重児との関連も報告されています。

妊娠中のお口の健康を守ることは、お母さん自身の健康管理の一つ。

そしてそれは、赤ちゃんを迎える準備にもつながります。

 

③ 「お口育て」は、生まれたその日から始まる

赤ちゃんが生まれたら、すぐに始まるのが「お口を使う経験」です。

その代表が、授乳です。

赤ちゃんは、ただ母乳やミルクを飲んでいるだけではありません。

唇を使う。
舌を動かす。
あごを動かす。
そして、飲み込む。

こうした動きを繰り返しながら、お口の機能を使っていきます。

授乳は、赤ちゃんが「吸う・飲み込む」といった動きを経験する大切な機会です。

毎日の授乳を通して、赤ちゃんは少しずつお口の使い方を身につけていきます。

 

④ おもちゃを舐めることも「お口育て」

少しずつ成長すると、赤ちゃんは何でも口に入れたり、舐めたりするようになります。

「なんでも舐めちゃうけど大丈夫?」

と心配になる方もいるかもしれません。

でも、赤ちゃんにとって口は、ものの形や感触などを知るための大切な感覚器官でもあります。

指しゃぶりやおもちゃを舐めるなど、口を使ったさまざまな経験を重ねることも、赤ちゃんの発達の一つです。

もちろん、安全面には十分注意する必要があります。

小さなものや、口に入れると危険なものが近くにないかを確認しながら、赤ちゃんが遊び、触れ、舐める経験を見守ってあげましょう。

⑤ 離乳食も「お口育て」の大切なステップ

そして、離乳食が始まると、お口の使い方はさらに変化していきます。

食べ物を口に取り込む。
唇を閉じる。
舌で食べ物を動かす。
つぶす。
飲み込む。

そして、少しずつ「噛む」ことを覚えていきます。

この一つひとつの経験が、将来の「食べる」という機能につながっていきます。

だからこそ、離乳食では「何を食べたか」だけではなく、**「どのように食べているか」**にも目を向けてみてください。

⑥ お口を育てることは、「食べる」だけではありません

「お口育て」と聞くと、

「歯を丈夫にすること?」
「歯並びを良くすること?」

と思われるかもしれません。

もちろん、歯の健康も大切です。

でも、お口にはたくさんの役割があります。

食べる。
飲み込む。
呼吸する。
話す。

これらも、お口の大切な機能です。

赤ちゃんは、生まれたときから授乳や呼吸、飲み込みなどを経験しながら、少しずつお口の機能を発達させていきます。

だからこそ私たちは、「歯が生えてから」だけではなく、**「生まれる前から、そして生まれたその日から」**お子さんのお口に目を向けることが大切だと考えています。

赤ちゃんの毎日は、少しずつ「お口を使う経験」につながっています。

授乳する。
指をしゃぶる。
おもちゃを舐める。
離乳食を食べる。
手づかみで食べる。

こうした一つひとつの経験を通して、赤ちゃんは遊びや食事を楽しみながら、お口の使い方を少しずつ身につけていきます。

「ちゃんとできているかな?」

と頑張りすぎなくても大丈夫です。

まずは、赤ちゃんがどんなふうにお口を使っているのかを、楽しみながら見てあげてください。

そして、気になることがあれば、歯が生えるまで待たずに歯科医院へ相談してみましょう。

 

⑦ まとめ

赤ちゃんのお口育ては、妊娠中から始まっています。

妊娠中は、お母さん自身の健康やお口の状態を大切にすること。

そして生まれたあとは、授乳や離乳食、遊びなど、日々のお口を使う経験を大切にすること。

その積み重ねが、「食べる・飲む・呼吸する・話す」といった、お口のさまざまな機能の発達につながっていきます。

これからのブログでは、授乳や離乳食、口呼吸、舌の動きなど、赤ちゃんのお口の発達について、テーマごとにもう少し詳しくご紹介していきたいと思います。

赤ちゃんのお口は、毎日の生活の中で少しずつ育っています。

「歯が生えたら」だけではなく、ぜひその前から、お子さんのお口に目を向けてみてください。

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