
噛み合わせ
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全身の健康につながる
咬合(噛み合わせ)について

噛み合わせは、食事や会話だけでなく、あごや首、姿勢など全身の健康とも深く関わっています。噛み合わせが乱れる原因は、歯並びだけでなく、頬づえ、歯ぎしり、食いしばり、片側噛みなど、日常の何気ない習慣が積み重なって起こることが少なくありません。当院では、まず患者さまのお話を丁寧にうかがい、生活習慣や歯の使い方を確認します。
そのうえで、お口の中やあごの動きなど必要な検査を行ない、噛み合わせが悪くなった原因をわかりやすくご説明します。原因を知ることで、無理のない改善と、長く安定した噛み合わせにつなげていきます。
安定した噛み合わせが
もたらす健康への効果
噛み合わせが安定すると、食べる・話す・体を動かすといった日常の動作がよりスムーズになります。正しい噛み合わせは、単に「噛みやすくなる」だけでなく、お口から全身の健康を守る土台となります。具体的にあげられる変化は、以下のとおりです。
- しっかり噛んで、食べ物の本来の味を楽しめるようになる
- 左右の歯をバランスよく使い、お口を健康に保ちやすくなる
- 硬いものを気にせず、好きなものを自由に食べられる
- 噛む動作がなめらかになり、食事の満足感が高まる
- スポーツをするときや重いものを持つときなど、ぐっと力を入れやすくなる
見過ごせない噛み合わせの
リスクと小児の咬合育成

噛み合わせの乱れが引き起こす
影響
噛み合わせの乱れは、ある日突然生じるものではなく、その背景には多くの場合「原因」が隠れています。むし歯や歯周病といった病気だけでなく、頬杖や歯ぎしり、片側だけで噛むといった日々の習慣も、噛み合わせが乱れる大きな要因となります。
噛み合わせの乱れは、歯の破折などのお口のトラブルを招くだけでなく、顎関節症や肩こり、頭痛といった全身の不調につながることもあります。お口と体の健康を守るために、できるだけ早く原因を見きわめ、根本的な改善に取り組むことが大切です。

小児の噛み合わせについて
子どもの噛み合わせは、歯並びだけでなく、呼吸、食事、飲み込み(嚥下)、噛む力(咀嚼)、発音など、成長に欠かせない大切な機能と深く関わっています。近年、むし歯は減ってきている一方で、運動不足やゲーム・スマートフォンなどの影響による生活習慣の乱れから、噛み合わせに問題を抱えるお子さんが増えています。噛み合わせは成長とともに変化するため、早い時期から状態を確認し、必要に応じて小児矯正を行なうことで、健やかな成長と将来のお口の健康につなげることができます。
先端的な設備を用いたより確かな診断

当院では、患者さま一人ひとりに適した治療をご提供できるよう、客観的なデータに基づく診査・診断を重視しています。
その鍵となるのが、歯科用CTや口腔内スキャナー、下顎運動測定器などの先端設備です。これらを活用して、顎の骨の状態や動き、歯が接触する位置などをデジタルデータで精密に解析します。
さらに、検査結果を「見える化」することで、歯の接触ポイントや力のかかる位置、噛み方の癖まで多角的に分析し、詳細に把握することが可能です。こうした「見える化」は将来のバランスを見据えた的確な治療計画を立てるうえで欠かせません。歯科医師の経験に科学的な根拠を掛け合わせ、データに基づき一人ひとりに合った噛み合わせを導き出すことで、将来のリスクを予測し、生涯にわたって安定して噛める健康なお口づくりをサポートします。
※各種咬合検査は自費診療となる場合がございます。詳細は料金表を参照ください。

歯科用CT
レントゲンでは見えなかった顎骨の厚みや、神経・血管の位置などを立体的な画像で把握できる機器です。骨格的な歪みや歯根の状態を精密に診査できるため、噛み合わせの乱れの原因を特定するのに役立ちます。

マイクロスコープ
歯科用顕微鏡ともよばれる肉眼の数十倍の拡大視野で見られる機器です。歯と歯の接触ポイントや噛み合わせの微細な調整、歯の小さな破折の見きわめも可能になります。精密な治療が、長期的な噛み合わせの安定を支えます。

口腔内スキャナー
小型カメラでお口をスキャンし、歯列や噛み合わせをデジタル化できる機器です。歯並びや噛み合わせの状態を詳細に可視化でき、治療の検討やシミュレーションに役立ちます。また、従来の型取りのような不快感もありません。

アルクスディグマ
顎の動きをデジタルデータとして精密に記録・分析する機器です。一人ひとり異なる顎の関節の複雑な動きを細かく把握することで、筋肉や関節に負担をかけすぎない適切な噛み合わせを導き出します。
当院の噛み合わせ治療について

歯だけではなく一口腔単位での
包括的な治療
当院が大切にしているのは、問題がある歯だけを診るのではなく、お口全体を一つのまとまりとして捉える「一口腔単位」での治療です。
むし歯や歯周病を繰り返してしまう原因が、「実は噛み合わせの乱れだった」というケースも少なくありません。だからこそ、まずは噛み合わせや顎の動き、左右のバランスなどお口全体をトータルで診断し、根本的な改善を目指します。
木を見て森も見るような包括的なアプローチが、歯を長持ちさせ、生涯にわたってお口の健康を守ることにつながります。
一般的なリスク・副作用
咬合検査
・自費(保険適用外)での診療となります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・噛む力、噛む力のバランス、顎関節の動き、顎のズレ、顎の炎症、生活習慣、など多角的に噛み合わせの状態を検査して診断・治療を行ないます。
・状態などによりますが、治療期間が長くなることがあります。
下顎運動測定器を用いた検査
・薬機法(医薬品医療機器等法)において承認された医療機器です。より精確な補綴装置を作製するため、下顎位の診断から補綴装置の作製・口腔内セット後の評価まで、一連の診察をサポートする機器です。
・この機器を用いた検査を要する矯正治療は、基本的には自費(保険適用外)での診療となります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・ペースメーカーを使われている方は検査を受けられないことがあります。
CTを用いた検査
・コンピューターを駆使してデータ処理と画像の再構成を行ない、断層写真を得る機器となります。
・治療内容によっては保険診療となることもありますが、基本的には自費(保険適用外)での診療となります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・検査中はできるだけ顎を動かさないようにする必要があります。
・人体に影響しない程度(デジタルレントゲン撮影装置の1/10以下)の、ごくわずかな被ばくがあります。
・ペースメーカーを使われている方、体内に取り外せない金属類がある方、妊娠中または妊娠の可能性のある方は検査を受けられないことがあります。
マイクロスコープの使用
・治療内容によっては保険診療となることもありますが、基本的には自費(保険適用外)での診療となります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・精密な治療を行なうための歯科用顕微鏡であり、焦点の合う範囲が狭いため、立体的な観察機器としては必ずしも適しません。治療内容によっては使用しない場合があります。
口腔内スキャナーを用いた治療
・光学的に口腔内の印象を採得し、ディスプレイに表示して診療や患者さまへのご説明に使用したり、採得した3Dデータに基づき、マウスピース型矯正装置や補綴物などの設計・製造に使用します。
・口腔内スキャナーを使用して行なう治療のうち、マウスピース型矯正装置を用いた治療やセラミックの補綴物の作製などは、機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・印象剤を使用した従来の印象採得に比べ、印象採得時の不快感は大幅に軽減されますが、お口の中にスキャナーが入るため、ごくまれに多少の不快感を覚えることがあります。




