当院の診察は基本的にご予約制ですが、急患などの場合はその限りではありません。ただし待ち時間を少々いただく可能性がございますので、あらかじめご了承ください。
「痛みがひどくてがまんできない」という方は、その旨を受付でお申し付けいただければ、できるだけ早急に対応いたします。
なお、初診や思い立って来院される場合は、お電話にてお問い合わせください。待ち時間が比較的少ない時間帯をお伝えいたします。
なるべく「痛くない・削らない・抜かない」
やさしい治療で不安を解消。
「延藤歯科クリニック」のむし歯治療では、3つの「ない」を心がけています。それは、できるだけ「痛くない・削らない・抜かない」こと。
むし歯は“むし歯菌”と呼ばれる細菌によって起こる病気。お口の中の細菌が、食べ物に含まれる砂糖などの糖分をエサにして“酸”をつくり、歯の成分であるカルシウムやリンを溶かしてしまいます。この溶ける状態が続くことで、やがて歯に穴があき、むし歯ができていくのです。
当院ではまずしっかり検査することから始めて、お口の中の状態を正しく把握。痛みがほとんどない初期段階であれば、歯を削らずに回復させられます。もし歯の内部にまでむし歯が進行している場合でも、できるだけ歯を削ったり、神経を抜いたりしないで済む方法を考えます。最終的にどうしても「削る・抜く」治療が必要と判断される場合でも、痛みの少ない技術や機器を取り入れておりますので、安心してご来院ください。
気づかないうちに歯の土台を破壊。
定期的なケアで効果的な予防を。
歯周病は、細菌の感染によって起こる病気。歯と歯ぐきの間を“歯周ポケット”と呼びますが、この歯周ポケットにプラーク（歯垢）がたまると、歯ぐきが炎症を起こして赤くなったり腫れたりします。ほとんどの場合、痛みがないため、放っておくと歯周ポケットがどんどん深くなって、歯を支える歯槽骨（しそうこつ）という土台が溶けてしまい、歯はグラグラに。最悪の場合、抜歯しなくてはなりません。ひどい口臭の原因にもなります。
さらに歯周病は、歯だけでなく全身の不具合にもつながる怖い病気。重症の歯周病の場合は、細菌が血液や呼吸器内に入り込んで、糖尿病の合併症や心筋梗塞、早産などを引き起こしやすくすることも分かっています。
「延藤歯科クリニック」では、治療はもちろん、個々に合った歯みがき指導や効果的なクリーニングによる予防にも力を入れています。
この先もずっと大切な歯を失くさないため、定期的に来院してメンテナンスしましょう。
「痛くなったら歯医者に行く」よりも
「痛くならないために行く」のがベスト。
歯科医院は「痛い・怖い」イメージがあり、たとえむし歯だと分かっていてもギリギリまで診療を引きのばす…という方もいらっしゃいます。でも痛みががまんできなくなってから受診してみると、歯の不具合がだいぶ進行している場合が多いもの。最悪の場合、歯を削ったり、神経を抜いたりせざるを得ません。そうならないために、まず意識を変えてみませんか。
歯医者さんへは、「歯が痛くなったら行く」のではなく、「痛くならないために定期的に通う」という意識です。この考え方を“予防歯科”と言い、近年の日本の歯科医療でも主流となっています。歯や神経は一度削ったり抜いたりすると、もう元には戻りません。一度削ってしまった歯は、弱くなって寿命も短くなります。被せ物や詰め物も永久的に使うことは不可能です。
100歳になっても自分の歯で美味しく食べる。そのために、定期的に歯科医院へ通ってチェック＆メンテナンスし、健康な歯を守っていきましょう。
小さい頃からの通院習慣で
恐怖心も抱かず、健康な歯に。
「健康な子に育てたい」。それはすべての保護者の方の共通の願いです。お口の状態にも気を配り、毎日の歯みがきや仕上げみがきに時間をかけているご家庭も多いことでしょう。ですが、どんなにしっかりみがいていても、体質や生活習慣によって「むし歯になりやすい」お子さんはいらっしゃいます。
「延藤歯科クリニック」では、一人ひとりに合った“むし歯の予防法”をご提案しています。まずはお口の状態を確認し、ライフスタイルを細かくヒアリング。むし歯になりやすい要因をチェックし、歯みがきの方法や生活習慣についてアドバイスします。
幼いうちから定期的に通院するという習慣を持てば、無用の恐怖心を抱くこともありません。お子さん自身も“健康な歯”への意識が高まれば、これから先の長い人生の中でも「ずっと自分の丈夫な歯で、美味しく楽しく食べよう」という姿勢を持ち続けられるでしょう。
お子さんの健やかな成長のお手伝いを、私たちが細やかにサポートいたします。
「あごが痛い」「口が開かない」
その原因はお口の中にあるかも。
「噛むとあごが痛い」「カクカクという音がする」「口が大きく開かない」などの症状は、歯が原因となっている場合も多いもの。「延藤歯科クリニック」は、あごや顔面に関わる疾患の診療「口腔外科」にも精通しております。
口やあごの動きに大きく関わるのが、顎（がく）関節や周辺の筋肉、そして咬み合わせ。「延藤歯科クリニック」では、これらが原因で起こる不具合を正しく診断し、マウスピースなどを使って関節・筋肉・歯のバランスを取りながら、口やあごの自然な動きを取り戻す内科的治療を進めます。他の歯に悪影響を及ぼす親知らずの抜歯など、外科的手術をおこなうこともあります。
ただし口腔疾患は、先天的要因や事故による外的要因など、ケースや症状が多岐にわたるため、高度な外科治療、および入院が必要な場合も。診断によっては、専門治療に対応している病院と連携しながら的確な治療プログラムをご提案することもありますので、まずはご相談ください。
自然な笑顔を取り戻して、
これからの人生に自信と張りを。
白く輝く歯は、笑顔や会話時の印象を好ましく見せるもの。「延藤歯科クリニック」では、歯の表面や色をきれいにする「審美歯科」をおこなっています。
それは単に、見た目の美しさを追求するだけの治療ではありません。歯の着色やかぶせ物の色合いに満足していない方にとっては、笑顔がどこかぎこちなくなる場面も多いのではないでしょうか。審美歯科の受診・治療によって口元のコンプレックスを取り除くことができれば、心からの笑顔や自然な表情を取り戻して、それがやがて自信や積極性を生み出していくでしょう。つまり“クォリティー・オブ・ライフ”への第一歩とも言えるのです。悩んでいる人にとっては、悩みという大きなストレスがなくなることが、人生の再スタートにつながると言っても過言ではありません。
まずは、お口の状態をチェックし、あなたに合った方法や素材をご提案いたします。疑問や不安にも丁寧にお答えしますので、お気軽にご相談ください。
見た目が良くなるだけでなく、
からだ全体の健康にも影響
審美歯科の一環として「矯正歯科」があります。これは“歯並び”や“咬み合わせ”を良くするための専門的な治療。歯並びは見た目を左右する要素の一つですが、それだけではありません。不正咬合（上下の歯がきちんと噛み合っていない状態）は、「食べ物をきちんと噛めない」「ことばが不明瞭で聞き返される」といった不具合の原因になるばかりか、あごの関節に負担がかかって痛みが出たり、歯を折るなどのケガをしやすくなったりします。
咬合を正常に整えるとこうした悩みがなくなるうえ、毎日の歯みがきがしやすくなることで、むし歯・歯周病の予防にも。つまり全身の健康維持につながるのです。もちろん見た目の美しさが自信を取り戻すきっかけにもなりますので、歯のすき間、受け口、出っ歯などでお悩みの方は、一度ご来院ください。なお、お子さんの場合は、成長期や生え変わりなどを視野に入れた長期間での治療をおこないます。詳しくはご相談ください。
“天然歯”のように
しっかり噛む力を取り戻せる治療法。
むし歯や歯周病といった病気、あるいは事故などで自分の歯を失ってしまった時に有効なのが「インプラント」治療です。失くした歯を人工素材で補うという考え方は、古代ローマ時代にまでさかのぼる歴史があるものの、一般的に知られるようになったのはここ最近と言えるでしょう。
それまでは歯を失くすと、部分入れ歯を使ったり、両隣りの歯にブリッジを架けたりして補っていましたが、インプラントは天然歯に近い感覚があり、しっかりと噛む力を取り戻せることから注目を浴びるようになりました。
インプラントは、土台となる“人工歯根”を埋めて、そこに人工歯を接合させるという方法で進められます。こう説明すると簡単なようですが、インプラントをおこなう場所やお口の状態によって、土台の固定期間、かかる費用、全体の治療日数などが異なってきます。場合によっては、インプラントが適さないこともありますので、まずは一度ご相談ください。
